音和の森 柳町小学校体験学習

開催日:平成21年10月26日月曜日
開催場所:音和の森 明治の家
参加者:音更町柳町小学校6年生 54名

秋の音和の森を利用して、柳町小学校の児童が体験学習を楽しみました。ぐっと冷え込んだ当日でしたが、児童は元気元気。インフルエンザとは無関係!?
今回も人数も多いことから3グループに分け、理事5名体制で各案内を努めました。体験学習の内容は、握ったことのない手引きのこぎりで、シラカバの丸太を力強く切ってコースターを作ること、園内に生息するアカゲラやさまざまな樹木について触れ合うこと、明治の家で昔の生活方法や橋がない時代の川を渡る川舟などの歴史について学ぶこととなっています。
シラカバ丸太切りは児童一人ではできません。丸太がズレないよう押さえる役目をする人が必要で2人作業になります。のこぎりを持ったあとは押さえる方に交代し、のこぎりの引き方などコツなど児童同士で教えていました。この作業を通して協力する大切さを体で感じたかもしれません。
明治の家では、囲炉裏に火が入れられ暖を取れれるようにしました。児童は囲炉裏を囲むように座り、スタッフから昔の囲炉裏について、まず薪を集めること、火を興すこと、薪をくべて火を絶やさないこと、火の始末する方法など、現代のスイッチオンで暖かくなるストーブとの違いを聞きました。
児童は音和の森で自然に触れ合いそして昔の生活を聞き、様々な体験をして学校へ戻って行きました。




当日開催の様子は、こちらでもご覧いただけます。
<記事・撮影:事務局 林達也>

 

池田の森 紅葉を巡る散策会

開催日:平成211017日土曜日
開催場所:池田の森特設コース
案内人:グリーン・インストラクター 有田 富雄理事

参加者:一般の方とスタッフ 計23名

秋深まる池田の森で色づいた森内を、グリーンインストラクターの説明と樹木クイズを解きながらのんびりと散策しました。
説明だけではなかなか難解・記憶できない(??)ことから、プリントした○×形式のクイズを参加者へ配布し、回答したりメモを取りながら楽しく2キロ強のコースを進みました。このクイズは19問用意され正解が多い方から順に賞品として、グリーン・インストラクター 有田理事が特別手作りした「木製靴べら」などが進呈されました。森の中をゆっくり進み、三角点頂上でランチの時間。持参したおにぎりやゆで卵を頬張りランチは格別なものとなりました。

クイズの一例
1、イヌエンジュのイヌとは、「品がない、本物より劣る」という意味で使用されている。
2、アサダは鉄の木と言われることもある。しかし葉は他の木葉より軟らかい。
3、アオダモもヤチダモも、葉の形状は羽状複葉である。
(答えは下欄)






(答え:1、2、3とも○)

当日開催の様子は、こちらでもご覧いただけます。
<記事:事務局 林達也/撮影:事務局 髙田朋>

 

池田の森 利別小学校児童体験学習

開催日:平成211014日水曜日
開催場所:池田の森
参加者:池田町利別小学校1・2年生 43名

利別小学校1・2年生の生活科「あきとあそぼう」の学習で、森を探索しました。
今回のコースは、当法人で製作した炭窯の設置箇所を起点に、この森で一番高い位置にある三角点を目指し出発しました。児童は、髭右近理事から何種類もある葉っぱを実際に見ながら、葉の名前や特徴を聞きたりしました。うるしの葉っぱが興味津々だったようです。また大石理事は、園路にある枝を使って、ナイフで小枝を落とし即席の“杖”を作ってプレゼントしていました。この杖は「僕も欲しい〜」という声が児童から殺到するほど大人気となりました。森にある木や葉など、散策中身近にあるものを利用しただけで、ちょっとした“あそび道具”になったことは、児童たちにとって新しい発見になったかもしれません。

後日、児童からえんぴつ書きの心込もったお礼の手紙を事務局へ寄せていただきました。その一文を紹介。「3年生になっても、また行きたい!」





当日開催の様子は、こちらでもご覧いただけます。
<記事:事務局 林達也/撮影:理事 脇坂芳広>