音更川の左岸沿いに南北に伸びる河岸段丘の傾斜地で、『２１世紀の音和を創る会』が管理している「音和の森」は、昔は十勝川まで繋がっていました。
しかし現在は北５線辺りから南は伐採されて、樹木はほとんど残っていない状態です。
そこで、耕地の防風林、景観林、そして動物たちの回廊などさまざまの役割を担う森を復元しようと地元の人たちの了解を得て，ＮＰＯ法人『トカプチの森』で木を植えることにしました。この目的に合致した補助事業（北海道補助：みどりの環境軸地域形成促進事業）を活用させてもらい、５月１０日に植樹を実施しました。穏やかな天候にも恵まれ、野球少年団も含めて６２名という多くの老若男女の皆さんが参加してくれました。風が強い場所のため成長の早いドロノキを主体にし、エゾヤマザクラも交えて６５０本を、快い汗のもと無事植えることができました。２０年後、３０年後には立派な森に育ち、木々の花や緑が皆さんを楽しませてくれるよう下草刈など十分管理したいと思います。植樹に参加された皆さんありがとうございました。（平成15年5月10日開催）